ビアスタイル一覧
世界中には100種類以上のビアスタイルが存在します。 それぞれのスタイルが持つ独自の歴史、味の特徴、 そして楽しみ方を探索してみましょう。
ゴーゼ
発祥: 中世(13世紀頃)、ドイツ・ゴスラー(後にライプツィヒへ)
塩とコリアンダーを加えた伝統的サワービール。爽やかな酸味と軽い塩味で複雑ながらも爽快。
コールドIPA
発祥: 2018年頃、アメリカ・オレゴン州
IPAのホップ感とラガーのクリーンさを両立。副原料やラガー酵母使用が特徴の新しいスタイル。
サワーエール
発祥: 古代 / ヨーロッパ(特にベルギー、ドイツ)など
意図的に酸味を持たせたエール。乳酸菌や野生酵母で爽やかな酸味と複雑な風味を生み出す。
ジャーマン・ピルスナー
発祥: 19世紀後半(1870年代~)、ドイツ
チェコ式よりドライで苦味がシャープ、炭酸が強い。ホップのフローラル&スパイシーな香りが特徴。
シュバルツビア
発祥: 中世後期~16世紀頃、ドイツ(テューリンゲン/フランケン地方など)
濃い色ながら軽快でスッキリ。わずかなロースト感と軽いモルトの甘み、スタウトより軽い口当たり。
スタウト
発祥: 18世紀初頭、イギリス・アイルランド
焙煎麦芽の黒色ビール。チョコやコーヒー風味で、甘さやアルコール度数は種類により様々。
セゾン
発祥: 18世紀/19世紀頃かそれ以前、ベルギー・ワロン地方
スパイシーでフルーティーな香りと乾いた爽やかな味わい。軽快ながら複雑な風味の農場発祥エール。
セッションIPA
発祥: 2000年代後半~2010年代、アメリカ/イギリス
アルコール抑えめでIPAらしいホップ感を維持。長時間の飲み会でも楽しめる爽快で飲みやすいIPA。
ダブルIPA
発祥: 1990年代後半~2000年代初頭、アメリカ
ホップ使用量とアルコール度数を増した強烈なIPA。強い苦味とホップ香、リッチなモルトが調和。
チェコ・アンバーラガー
発祥: 19世紀~、チェコ共和国(ボヘミア地方)
ピルスナーとカラメルモルトで豊かな麦芽風味。ザーツホップとのバランスが良いチェコ伝統ラガー。
チェコ・ダークラガー
発祥: 19世紀~、チェコ共和国(ボヘミア地方)
ドイツのダークラガーとは異なり、ロースト控えめで甘みと滑らかさが特徴のチェコ伝統ラガー。
デュッベル
発祥: 原型は19世紀以前、現代版は1926年、ベルギー(ウェストマール修道院)
赤褐色で複雑なモルト風味とベルギー酵母のフルーティー&スパイシーさ。ドライな後味が絶妙。
デュンケル
発祥: 中世後期、ドイツ・バイエルン地方
ロースト麦芽のリッチな風味とほのかな甘み。しっかりした味わいながら飲みやすいバイエルン伝統。
デュンケルヴァイツェン
発祥: 中世~、ドイツ・バイエルン地方
バナナやクローブ香に加え、濃い麦芽由来のパンやカラメル風味。濃厚ながらも飲みやすい。
ドッペルボック
発祥: 17世紀、ドイツ・ミュンヘン(パウラーナー修道院)
ボックの強いバージョン。「二重」を意味し通常より濃厚で高アルコール。濃いカラメル風味が特徴。
トリペル
発祥: 原型は1930年代、確立は1956年、ベルギー(ウェストマール修道院)
高アルコールながら飲みやすい強いブロンドエール。フルーティー&スパイシーな香り、軽快な飲み口。
ドルトムンダー・エクスポート
発祥: 1870年代、ドイツ・ドルトムント
輸出用に少し高アルコール化。ヘレスとピルスナーの中間的な性格を持つドイツ・ドルトムント発祥。
トロピカルスタウト
発祥: 20世紀、熱帯地域(FESが起源)
熱帯地域向けスタウト。フォーリンエクストラより甘くロースト穏やか、フルーティーなエステル香。
バーレイワイン
発祥: 18世紀/19世紀頃、イギリス
非常に高アルコールでリッチなモルトの甘みと複雑な風味。熟成で変化する奥深いスタイル。
バルチックポーター
発祥: 18世紀後半~19世紀、バルト海周辺諸国(英国ポーターが起源)
ラガー酵母で低温発酵・熟成。英国ポーターより高アルコールで濃厚、滑らかで複雑な味わい。
ビエール・ド・ギャルド
発祥: 19世紀以前~、フランス北部(フランドル地方)
セゾンに似るがモルト風味が豊かで高アルコール。熟成による複雑な味わいが特徴のフランス北部発祥。
ピルスナー
発祥: 1842年、ボヘミア地方(現チェコ共和国)ピルゼン市
クリアでシャープな味わいとホップの爽やかな香り。世界で最も飲まれているスタイルの一つ。
フォーリン・エクストラスタウト
発祥: 18世紀末~19世紀、イギリス/アイルランド(輸出用)
熱帯地域向けの強いスタウト。ドライスタウトより高アルコールで、ロースト感や苦味が強い。
ブラゴット
発祥: 古代~中世、ヨーロッパ(特にイギリス、アイルランドなど)
麦芽と蜂蜜の両方を発酵。ビールとミードのハイブリッドで甘みとアルコール度数が高い。
ブラックIPA
発祥: 2000年代半ば、アメリカ(太平洋岸北西部/バーモント州など)
濃い色ながらIPAのホップ感。柑橘やパイン系の香りにほのかなロースト感が加わる個性派。
フランダース・レッドエール
発祥: 19世紀頃~、ベルギー・フランダース地方
オーク樽で長期熟成。酢のような酸味と果実味、ワインに似た複雑さ。「赤いワインのようなビール」。
フランボワーズ
発祥: 20世紀初頭、ベルギー
ラズベリーの華やかな香りと甘酸っぱさ、ランビックの酸味が調和したエレガントなフルーツランビック。
ブリュットIPA
発祥: 2017年頃、アメリカ・サンフランシスコ
酵素で糖分を完全分解した極めてドライなIPA。強いホップアロマと高炭酸、キレのある後味。
フルーツビール
発祥: 古代 / 世界各地
様々な果物を使用して醸造。ランビックベースから現代クラフトまで幅広く、フルーティーな味わい。
フルーツランビック
発祥: 19世紀~20世紀初頭(商業化)、ベルギー
ランビックにフルーツを加えて二次発酵。チェリーやラズベリーが代表的で、酸味と果実が融合。