香りが強めのビアスタイル一覧
インペリアルスタウト
発祥: 18世紀、イギリス・ロンドン
高アルコールで濃厚なロースト風味。コーヒーやダークチョコ、時に焦げた深い苦みの複雑なスタウト。
カタリナサワー
発祥: 2015年頃~、ブラジル(サンタカタリーナ州)
ケトルサワーの爽やかな酸味と大量のトロピカルフルーツが特徴。低アルコールで爽快なブラジル発祥。
グーズ
発祥: 19世紀頃、ベルギー・ブリュッセル周辺
若いランビックと古いランビックをブレンドし瓶内発酵。強い炭酸と複雑な酸味。「ブリュッセルのシャンパン」。
クアドルペル
発祥: 名称普及は1991年、オランダ(ラ・トラップ醸造所)/ ベルギー
修道院ビール最強タイプ。濃い琥珀〜ダークブラウンでリッチなモルト甘さとドライフルーツ風味。
クリーク
発祥: 19世紀~20世紀初頭、ベルギー
サワーチェリー使用のフルーツランビック。ランビックの酸味とチェリーの甘酸っぱさ、鮮やかな赤色。
コールドIPA
発祥: 2018年頃、アメリカ・オレゴン州
IPAのホップ感とラガーのクリーンさを両立。副原料やラガー酵母使用が特徴の新しいスタイル。
ダブルIPA
発祥: 1990年代後半~2000年代初頭、アメリカ
ホップ使用量とアルコール度数を増した強烈なIPA。強い苦味とホップ香、リッチなモルトが調和。
ブラゴット
発祥: 古代~中世、ヨーロッパ(特にイギリス、アイルランドなど)
麦芽と蜂蜜の両方を発酵。ビールとミードのハイブリッドで甘みとアルコール度数が高い。
フランボワーズ
発祥: 20世紀初頭、ベルギー
ラズベリーの華やかな香りと甘酸っぱさ、ランビックの酸味が調和したエレガントなフルーツランビック。
ブリュットIPA
発祥: 2017年頃、アメリカ・サンフランシスコ
酵素で糖分を完全分解した極めてドライなIPA。強いホップアロマと高炭酸、キレのある後味。
フルーツビール
発祥: 古代 / 世界各地
様々な果物を使用して醸造。ランビックベースから現代クラフトまで幅広く、フルーティーな味わい。
フルーツランビック
発祥: 19世紀~20世紀初頭(商業化)、ベルギー
ランビックにフルーツを加えて二次発酵。チェリーやラズベリーが代表的で、酸味と果実が融合。
ヘイジーIPA
発祥: 2010年代前半~中頃、アメリカ北東部(ニューイングランド地方)
濁った外観とジューシーでトロピカルなホップ風味。苦み控えめでフルーティーな味わいが前面に。
ペストリースタウト
発祥: 2010年代後半、アメリカなど
デザートのような風味の極甘濃厚スタウト。バニラ、チョコ、ココナッツ等を使用。高アルコール。
ホワイトIPA
発祥: 2010年前後、アメリカ
ヴィットビアの小麦感やスパイス香と、IPAの強いホップ香が共存するハイブリッドスタイル。
ラオホビア
発祥: 中世からの伝統製法、確立は15世紀/16世紀頃~、ドイツ・バンベルク
ブナの薪で燻製した麦芽を使用。燻製肉やベーコンを思わせる独特の煙の香りと風味。
ランビック
発祥: 中世~、ベルギー・パヨッテンラント地方
空気中の野生酵母とバクテリアで発酵・熟成。強い酸味と複雑でファンキーな香りが特徴。