甘味がやや強めのビアスタイル一覧
インペリアルスタウト
発祥: 18世紀、イギリス・ロンドン
高アルコールで濃厚なロースト風味。コーヒーやダークチョコ、時に焦げた深い苦みの複雑なスタウト。
ヴァイツェンボック
発祥: 20世紀初頭、ドイツ・バイエルン地方
ヴァイツェン酵母のフルーティーさとボックの豊かなモルト感、高アルコール。濃厚で複雑な味わい。
オールドエール
発祥: 18世紀~、イギリス
長期熟成で複雑な風味と滑らかな口当たり。バーレイワインに似るが色が濃く甘みが強い傾向。
クアドルペル
発祥: 名称普及は1991年、オランダ(ラ・トラップ醸造所)/ ベルギー
修道院ビール最強タイプ。濃い琥珀〜ダークブラウンでリッチなモルト甘さとドライフルーツ風味。
ドッペルボック
発祥: 17世紀、ドイツ・ミュンヘン(パウラーナー修道院)
ボックの強いバージョン。「二重」を意味し通常より濃厚で高アルコール。濃いカラメル風味が特徴。
トロピカルスタウト
発祥: 20世紀、熱帯地域(FESが起源)
熱帯地域向けスタウト。フォーリンエクストラより甘くロースト穏やか、フルーティーなエステル香。
バーレイワイン
発祥: 18世紀/19世紀頃、イギリス
非常に高アルコールでリッチなモルトの甘みと複雑な風味。熟成で変化する奥深いスタイル。
バルチックポーター
発祥: 18世紀後半~19世紀、バルト海周辺諸国(英国ポーターが起源)
ラガー酵母で低温発酵・熟成。英国ポーターより高アルコールで濃厚、滑らかで複雑な味わい。
ブラゴット
発祥: 古代~中世、ヨーロッパ(特にイギリス、アイルランドなど)
麦芽と蜂蜜の両方を発酵。ビールとミードのハイブリッドで甘みとアルコール度数が高い。
フルーツビール
発祥: 古代 / 世界各地
様々な果物を使用して醸造。ランビックベースから現代クラフトまで幅広く、フルーティーな味わい。
ミルクスタウト
発祥: 20世紀初頭(1907年頃)、イギリス
乳糖を加えた甘みとクリーミーな口当たりのスタウト。コーヒーやチョコ風味に優しい甘みが調和。