甘味が弱めのビアスタイル一覧
アイリッシュスタウト
発祥: 18世紀~19世紀、アイルランド(ダブリンなど)
ドライな飲み口とロースト麦芽のコーヒー風味が特徴。クリーミーな泡も有名なアイルランド発祥。
グーズ
発祥: 19世紀頃、ベルギー・ブリュッセル周辺
若いランビックと古いランビックをブレンドし瓶内発酵。強い炭酸と複雑な酸味。「ブリュッセルのシャンパン」。
ケルシュ
発祥: 中世からの進化、現代の形は20世紀半ば、ドイツ・ケルン
エールとラガーの特性を併せ持つ。澄んだ黄金色で軽快クリア、微かなフルーティーさが調和。
ゴーゼ
発祥: 中世(13世紀頃)、ドイツ・ゴスラー(後にライプツィヒへ)
塩とコリアンダーを加えた伝統的サワービール。爽やかな酸味と軽い塩味で複雑ながらも爽快。
コールドIPA
発祥: 2018年頃、アメリカ・オレゴン州
IPAのホップ感とラガーのクリーンさを両立。副原料やラガー酵母使用が特徴の新しいスタイル。
ジャーマン・ピルスナー
発祥: 19世紀後半(1870年代~)、ドイツ
チェコ式よりドライで苦味がシャープ、炭酸が強い。ホップのフローラル&スパイシーな香りが特徴。
セゾン
発祥: 18世紀/19世紀頃かそれ以前、ベルギー・ワロン地方
スパイシーでフルーティーな香りと乾いた爽やかな味わい。軽快ながら複雑な風味の農場発祥エール。
ピルスナー
発祥: 1842年、ボヘミア地方(現チェコ共和国)ピルゼン市
クリアでシャープな味わいとホップの爽やかな香り。世界で最も飲まれているスタイルの一つ。
ベルジャン・ゴールデンストロングエール
発祥: 20世紀半ば、ベルギー
トリペルに似るがよりドライで炭酸が強い。高アルコールながら悪魔的な飲みやすさを持つ。
ベルリナーヴァイセ
発祥: 17世紀頃、ドイツ・ベルリン
非常に軽い口当たりと爽やかな酸味が特徴。低アルコールで暑い季節に最適な伝統的小麦ビール。
ラガー
発祥: 中世後期(15~16世紀頃)、南ドイツ・バイエルン地方
低温発酵でクリーン&スッキリ。世界で最も多く生産され、日本のビールもほとんどがラガー。
ランビック
発祥: 中世~、ベルギー・パヨッテンラント地方
空気中の野生酵母とバクテリアで発酵・熟成。強い酸味と複雑でファンキーな香りが特徴。