ボディが普通のビアスタイル一覧

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ESB

発祥: 20世紀半ば(名称普及は1971年頃)、イギリス

モルトとイングリッシュホップのバランスが特徴。名前ほど苦くなく、バランスの取れた味わい。

ABV: 4.60-6.20%IBU: 30-50SRM: 6-18

IPA

発祥: 18世紀末~19世紀初頭、イギリス

ホップの香りと苦味が特徴。アメリカンは柑橘やトロピカル系、イングリッシュは穏やかな味わい。

ABV: 5.50-7.50%IBU: 40-70SRM: 6-14

アウトブライン

発祥: 17世紀~、ベルギー・東フランダース地方

「古い茶色」を意味し長期熟成。穏やかな酸味と麦芽の甘み、ダークフルーツのような複雑さ。

ABV: 4.00-8.00%IBU: 20-25SRM: 17-22

アルトビア

発祥: 中世からの進化、ドイツ・デュッセルドルフ

上面発酵ながら低温熟成。琥珀色でモルトとホップのバランスが絶妙な伝統的ドイツビール。

ABV: 4.30-5.50%IBU: 25-50SRM: 11-17

アンバーエール

発祥: 主に20世紀後半(1980年代頃)、アメリカ

琥珀色でモルトの甘みとキャラメル風味、ほどよいホップのバランスが取れた飲みやすいエール。

ABV: 4.50-6.20%IBU: 25-40SRM: 10-17

イタリアン・グレープエール

発祥: 2000年代半ば~、イタリア

醸造過程でブドウを使用。ワインとビールの特徴を併せ持ち、フルーティーで複雑な味わい。

ABV: 5.00-10.00%IBU: 15-40SRM: 4-15

イングリッシュ・ブラウンエール

発祥: 17世紀以前~、現代の形は20世紀初頭、イギリス

ナッツやカラメル、ビスケットのような麦芽風味が主体。ホップ控えめで穏やかに飲みやすい。

ABV: 4.00-5.50%IBU: 15-30SRM: 12-22

ヴァイツェン

発祥: 中世、南ドイツ・バイエルン地方

バナナやクローブのようなフルーティー&スパイシーな風味。濁った外観と豊かな泡立ちが特徴。

ABV: 4.30-5.60%IBU: 8-15SRM: 2-6

ウィンナーラガー

発祥: 1841年、オーストリア・ウィーン

淡い赤銅色でモルトの豊かな風味。軽快でクリーンな後味のバランス良いオーストリア発祥ラガー。

ABV: 4.70-5.50%IBU: 18-30SRM: 9-15

カリフォルニア・コモン

発祥: 19世紀後半、アメリカ・カリフォルニア州

ラガー酵母を高温発酵させるユニークな製法。アンバー色でモルト風味と特徴的なホップ香が共存。

ABV: 4.50-5.50%IBU: 30-45SRM: 10-14

ケンタッキーコモン

発祥: 19世紀後半、アメリカ・ケンタッキー州

禁酒法時代にケンタッキーで人気だった歴史的ビール。やや色が濃く酸味があったとされる。

ABV: 4.00-5.50%IBU: 15-30SRM: 11-19

シュバルツビア

発祥: 中世後期~16世紀頃、ドイツ(テューリンゲン/フランケン地方など)

濃い色ながら軽快でスッキリ。わずかなロースト感と軽いモルトの甘み、スタウトより軽い口当たり。

ABV: 4.40-5.40%IBU: 20-30SRM: 17-30

チェコ・アンバーラガー

発祥: 19世紀~、チェコ共和国(ボヘミア地方)

ピルスナーとカラメルモルトで豊かな麦芽風味。ザーツホップとのバランスが良いチェコ伝統ラガー。

ABV: 4.40-5.80%IBU: 20-35SRM: 10-16

デュンケル

発祥: 中世後期、ドイツ・バイエルン地方

ロースト麦芽のリッチな風味とほのかな甘み。しっかりした味わいながら飲みやすいバイエルン伝統。

ABV: 4.50-5.60%IBU: 18-28SRM: 14-28

トリペル

発祥: 原型は1930年代、確立は1956年、ベルギー(ウェストマール修道院)

高アルコールながら飲みやすい強いブロンドエール。フルーティー&スパイシーな香り、軽快な飲み口。

ABV: 7.50-9.50%IBU: 20-40SRM: 4-7

ドルトムンダー・エクスポート

発祥: 1870年代、ドイツ・ドルトムント

輸出用に少し高アルコール化。ヘレスとピルスナーの中間的な性格を持つドイツ・ドルトムント発祥。

ABV: 4.80-6.00%IBU: 20-30SRM: 4-6

フランダース・レッドエール

発祥: 19世紀頃~、ベルギー・フランダース地方

オーク樽で長期熟成。酢のような酸味と果実味、ワインに似た複雑さ。「赤いワインのようなビール」。

ABV: 4.60-6.50%IBU: 10-25SRM: 10-16

フルーツビール

発祥: 古代 / 世界各地

様々な果物を使用して醸造。ランビックベースから現代クラフトまで幅広く、フルーティーな味わい。

ABV: 4.00-8.00%IBU: 5-40SRM: 3-15

ペールエール

発祥: 18世紀初頭、イギリス(特にバートン・アポン・トレント)

IPAより穏やかなホップ風味の黄金色エール。バランス良く飲みやすい親しみやすいスタイル。

ABV: 4.50-6.20%IBU: 30-50SRM: 5-10

ベストビター

発祥: 20世紀初頭~半ば、イギリス

オーディナリーより風味豊か、ESBより軽い。バランスの取れた飲みやすさが魅力のパブ定番。

ABV: 3.80-4.60%IBU: 25-40SRM: 5-16

ベルジャン・ブロンドエール

発祥: 20世紀半ば、ベルギー

黄金色でフルーティー&スパイシーなベルギー酵母の風味。マイルドながら複雑さを併せ持つ。

ABV: 6.00-7.50%IBU: 15-30SRM: 4-7

ベルジャン・ペールエール

発祥: 20世紀半ば、ベルギー

ベルギー酵母で醸造。中程度の苦味とフルーティー&スパイシーな香りが特徴の飲みやすいエール。

ABV: 4.80-5.50%IBU: 20-30SRM: 8-14

ポーター

発祥: 18世紀初頭(1720年代頃)、イギリス・ロンドン

スタウトの起源となった暗色ビール。チョコやカラメル、コーヒー風味でスタウトより軽い口当たり。

ABV: 4.00-6.50%IBU: 18-50SRM: 20-40

ホワイトIPA

発祥: 2010年前後、アメリカ

ヴィットビアの小麦感やスパイス香と、IPAの強いホップ香が共存するハイブリッドスタイル。

ABV: 5.50-7.00%IBU: 40-70SRM: 5-7

メルツェン

発祥: 原型は16世紀以前、現代のアンバー版は19世紀半ば、ドイツ・バイエルン地方

オクトーバーフェストの伝統ビール。琥珀〜銅色でリッチなモルト風味、クリーンで滑らかな口当たり。

ABV: 5.80-6.30%IBU: 18-24SRM: 8-17